スタッフコラム
第5回:「想定外の負担」

皆様、こんにちは。相続勉強会講師の村上です。
ゴールデンウィークも終わり、これから夏に向かって一直線ですね。
またあの、うだるような暑さがやってくるのかと思うと、すでに夏バテを感じる今日この頃ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、連載の第5回です。
今日は少し、私の重い過去の話をさせてください。
祖母が倒れ、入院してから、当時中学生だった私は時々、ひとりで病院に行ってました。
意識もなく寝たきりになっている祖母に会うのがなんか怖くて、病室の前までは行くものの入らず、待合スペースに戻ってただ座っているという、そんな「お見舞い」でした。

そんな感じで「お見舞い」に行っていたものの、そんな寂しさも時間が解決してくれるもので、だんだん行く機会も少なくなっていきました。
座って何をするわけでもないんですが、1時間ほどいて帰るという感じで、なんか寂しかったのだろうと思います。

祖母はそれから約4年ほどだったと思いますが、ずっとその状態で病院に入院していました。3回くらい転院したと思います。

大人になってから父や叔父から聞いた話ですが、寝たきりで入院しているだけでもお金は相当かかったそうで、当時は「申し訳ないが、一日も早く楽にさせてあげたかった(早く死んでほしかった)」というのが正直な本音だったそうです。
子供からしてみれば、いくら親とはいえ、医師からは回復の見込みが無いと言われている中で、いつ終わるかわからない金銭的な負担を延々と続けていくことは、相当なストレスだったのでしょう。
「申し訳ないが早く死んでほしかった。」
決して冷酷さからではなく、出口の見えない負担と、変わり果てた親の姿を見る辛さから絞り出された本音。
そう思わざるを得なかった父たちの苦悩を思うと、今でも胸が締め付けられます。日本では「尊厳死」は現在も法律では認められていません。
しかし、人生の最終段階における自分の意思をあらかじめ示しておく「リビング・ウイル」という考え方が広まりつつあります。
私の経験からも、この選択肢がもっと世に広まればいいなと思っています。
こうした「家族に辛い思いをさせないための準備」「判断を迫られる子供たちの精神的な『負の遺産』をなくすこと」 も、立派な相続対策のひとつではないでしょうか。
今回のコラムは以上です。次回はいよいよ今回のシリーズ最終回です。
「遺言書を書いてみて思う事」お読みくださり、ありがとうございました。
⭐︎コラム読者の方へ⭐︎
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